子供 下痢 脱水症状

※参考文献を表示するこそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう 一年を通して感染する可能性があるアデノウイルス。アデノウイルスに感染すると、発熱や喉の痛みなどの一般的な風邪の症状だけでなく、目が充血したり、嘔吐したりと、さまざまな症状があらわれます。今回は、アデノウイルスに感染して起こる下痢や腹痛の症状がいつまで続くのかや、胃腸炎になるのかなどについてご紹介します。アデノウイルスは、いわゆる風邪の症状を起こす主要な病原ウイルスの一つです。1型から51型までの血清型があるため、何度も感染を繰り返すという特徴があります(※1)。アデノウイルスが感染してあらわれる様々な症状を、アデノウイルス感染症といいます。ひとことにアデノウイルス感染症といっても、いくつかの病気に分類されています。例えば、夏に流行することが多い咽頭結膜熱(プール熱)や、「はやり目」といわれる流行性角結膜炎も、アデノウイルス感染症の一つです。アデノウイルス感染症にかかると、以下のような症状があらわれます(※1)。● 鼻水や咳、喉の痛みアデノウイルスは、同じ型でも、感染する場所によって異なる症状を引き起こすことがあります。そのため、例えば風邪のような症状があるママから排出されたアデノウイルスが、子供の目に感染した場合、子供の目が充血したり、まぶたが腫れたりすることもあります。アデノウイルス感染症は大人もかかるものですが、鼻水や咳のような風邪症状や、腹痛、下痢といった症状は、子供に発症しやすい傾向にあります。また、アデノウイルスに感染しても、何も症状がみられないこともあります。関連記事前述したとおり、アデノウイルスに感染すると、下痢や腹痛といった消化器系の症状があらわれることがあります。その際は、アデノウイルス感染症のなかでも、以下の病気にかかっている可能性があります。アデノウイルスに感染してから3~10日の潜伏期間を経て、下痢や腹痛だけでなく、嘔吐や発熱などの症状が同時にみられます(※1)。これらの症状はロタウイルスが引き起こす胃腸炎に近く、判別が困難なこともあります。アデノウイルスをはじめとするウイルス性胃腸炎で入院する子供のうち、95%は5歳未満で、特に生後3ヶ月以上、2歳未満が多いというデータもあります(※2)。小さな子供は特に注意が必要です。関連記事咽頭結膜熱の特徴は、その名の通り咽頭(喉)と結膜(目)に炎症があらわれ、熱が出ることです(※3)。熱は、39度前後の高熱になることもあります。それら以外にも、特に赤ちゃんの場合は、下痢や嘔吐などの症状が強くあらわれます。また、結膜炎の症状がみられず、発熱や喉の痛みだけがあらわれることもあります。なお咽頭結膜熱は、「学校保健安全法」で感染時に出席停止期間が定められている、第二種の学校感染症に指定されています。咽頭結膜熱にかかったら、原則として主要な症状が治まったあと2日を経過するまでは、学校や保育園に行くことができません(※4)。関連記事アデノウイルスには特効薬がなく、感染したら、あらわれた症状を和らげる対症療法で治療をおこなうことになります。しかし下痢が出ているのはウイルスを体外に排出している証でもあるので、対症療法で無理に下痢を止めるのはよくないこともあります。自己判断で市販薬を服用するのは控えたほうがいいでしょう。下痢になったときに最も気をつけたいのは、脱水です。下痢がひどいと体内の水分がどんどん失われてしまうので、こまめな水分補給を心がけましょう。下痢と嘔吐が両方起こり、水分の補給が困難になってしまったときは、医療機関を受診して点滴で水分を補うという方法もあります。またもう一点気をつけなければいけないのは、便のなかにウイルスが含まれているため、ママやパパはしっかりと感染を予防する必要があるということです。おむつに下痢をしたらこまめに交換して素早く処理し、おむつ替えのあとは石鹸を使ってしっかりと手を洗いましょう。なお、咳などの飛沫でもアデノウイルスの感染が広がってしまうことがあるので、咳やくしゃみなどをしているときは、感染している本人も、周りの人も、マスクをすることをおすすめします。関連記事アデノウイルスによる下痢や腹痛は、一般的にあまり重症化することはありません。しかし下痢や嘔吐が続き、水分の補給がおろそかになると、脱水になってしまいます。特に小さな子供が下痢になった場合は、脱水になりやすいので注意が必要です。なかなか下痢が止まらないときは、病院を一度受診したあとでも、再度受診して、医師の判断を仰いだり、薬を処方してもらったりするといいでしょう。つらい症状が早く治まるといいですね。関連記事 暑い季節や病気にかかったときに、気になるのが子供の脱水症状。特に子供は大人よりも汗をかきやすく、「気が付いたら脱水症状になっていた」ということがあります。そこで今回は、子供の脱水症状の見分け方や対処法、病院に行く目安などをご紹介します。子供が脱水症状を起こす原因としては、以下の2つが考えられます。脱水症状は、病気による嘔吐や呼吸困難という症状から、水分が摂りにくいときに起こりやすくなります。また、夢中で遊んでいるときなど、なにかに熱中しているときに水分補給を忘れてしまい、体内の水分量が減ってしまったときにも起こります。たくさん汗をかいて発熱や、嘔吐、下痢などで、体から水分が大量に失われるときにも脱水症状が起こります。特に真夏などで室内の温度が高いときには、脱水症状が起こりやすい傾向があります。関連記事子供の脱水症状には段階があり、症状の重さによって軽度・中等度・重度に分けられます。それぞれの段階で見られる症状も異なるので、見分けるときは下記のようなポイントに注意をしましょう。● 唇が乾燥する● 落ち着きがなくなる● ぐったりとしている子供の脱水症状としてまず見分けやすいのが、唇の乾燥です。唇が乾燥しているときは脱水症状を疑い、対処するようにしましょう。それに加えて、脈が弱い、呼吸が速い、肌に弾力がないなどの症状が見られると、中度~重度の脱水症状を引き起こしている可能性があります。それでは、子供が脱水症状を起こしてしまったらどのように対処していけばよいのでしょうか。ここでは状況別の対処法をご紹介します。脱水症状の疑いがあるときは、すぐに水分を与えてください。白湯や麦茶などのノンカフェインで子供が飲みやすいもの、または電解質や糖質を含む、経口補水液(OS-1など)を摂取させるのが理想です。経口補水液は薬局やスーパーマーケットでも、処方箋無しで購入することができます。一般的に与える量は、子供の体重1kgに対して、1日およそ100~165ml(※1)。パッケージに記載されている摂取目安量を確認してから与えるようにしましょう。また、塩分量が非常に低く、糖分や消化管を刺激する成分が多く含まれる、真水や市販のジュース、清涼飲料水は、脱水症状の治療には適していません。ただし、子供が経口補水液を飲めない場合は、ポカリスエットなどの清涼飲料水を代用してもいいでしょう。子供の嘔吐が続いているときは、30分~1時間は何も飲ませず様子を見ましょう。落ち着いてきたら、白湯や麦茶、経口補水液を少しずつ飲ませます。さらに症状が落ち着き、水分が摂れるようになってきたら、出汁の薄いスープや、味噌汁、野菜のスープ、バナナ、トースト、おかゆといった刺激の少ない食べ物を食べてもよいでしょう。熱が続いている場合も、汗をかいて脱水症状を起こしやすくなります。子供は大人より体内の水分が蒸発しやすいので、こまめに水分を摂らせてあげてください。最初は、10分おきに少量ずつを目安に水分補給を行います。室温や湿度、寝具などに気を遣い、子供がゆっくり休める環境を作ってあげることも大切です。関連記事下記のような症状が見られる場合は、すみやかに病院を受診しましょう。● 嘔吐を繰り返し、水分を与えても吐いてしまうこの他に、唇の乾きや手足の冷たさなど、中・重度の症状が見られる場合も要注意です。すぐに病院に行きましょう。ひどい脱水症状がある場合、病院で点滴による水分補給などの治療が行われる場合があります。関連記事子供は体内を占める水分量が大人に比べて多く、脱水症状にもかかりやすいものです。そのうえ子供は、脱水症状になっていることに自分ではなかなか気がつきません。気温の高い日や発熱・下痢・嘔吐などの症状があるときは、特に唇の乾燥や脈、皮膚の様子などに注意して、こまめに水分補給をさせるようにしてくださいね。関連記事 ※参考文献を表示するこそだてハックに「いいね!」して情報を受け取ろう 子供の下痢すぐ受診する?子供が下痢になったらすぐに病院へ行ったほうがいいのでしょうか?体力があり、自覚症状を説明できる大人と違い悩むところですが、まずはいくつかのポイントで症状を見極めてみることにしましょう。 ?脱水の時のサインは? まず注意しなければいけないことは、今まで述べてきたように、子供は脱水になりやすいと認識することです。熱を出したとき、嘔吐・下痢のとき、暑い日に外で遊んだときなどには、脱水になるかもしれないと心にとめておくことが第一です。 脱水かも!